lanケーブルの様々なタイプについて

lanケーブルと一口に言っても、実は性能や形状、柔らかさなどで様々なタイプがあります。

そのため、用途に合ったものを選ぶことがとても重要になるのです。まず「性能」のタイプについていては、カテゴリーという規格によって決められており、対応できる通信速度や周波数が異なります。カテゴリーは「CAT5e」や「CAT6」といった表記がなされており、数字が大きくなるほど性能が高くなるという特徴があります。

現在主流になっている光回線は通信速度が1Gbpsのものが多いため、その場合は1Gbpsに対応している5eや6というカテゴリーのlanケーブルを選ぶとよいでしょう。ただし5eと6は、対応できる周波数が6のほうが大きいため、5eよりもスムーズな通信を行うことができます。次にlanケーブルの「形状」のタイプに関しては、標準的なスタンダード型や、スリム型、フラット型などがあります。

スタンダード型は、最も通信の安定性が高いため、特別な事情がなければこれを選んだほうが無難です。スリム型は、細くて曲げやすいというメリットがあるので、配線をスッキリさせたい場合に向いています。そしてフラット型は、平たい形状をしているため、カーペットの下などに配線することが可能です。さらにlanケーブルの「柔らかさ」のタイプについては、単線とより線の2種類があります。単線は太い銅線を使ったものであり、通信の安定性が高いのですが、硬いので曲げにくいという難点があります。一方のより線は、単線よりも通信の安定性は劣るのですが、柔らかくて曲げやすいのがメリットです。

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